誰もが、何らかの痛みと共存して生活しているのではないでしょうか。
その中でもやっかいなのは、肩こりと腰痛です。
肩こりと腰痛は、仕事上回避しようがないケースの人が多くいます。
また、肩こりと腰痛は、背中という共通の部位に痛みが発生し、日常生活に影響を及ぼします。
CBDが肩こりや腰痛を緩和するということが、研究によって明らかにされようとしています。
肩こりの症状
肩こりの原因としては
・姿勢の悪さ
・運動不足
・ストレス
・長時間の同じ姿勢での作業(デスクワークなど)
・眼精疲労
・自律神経の乱れ
などが挙げられます。
悪化すると
・頭痛
・めまい
・倦怠感
・手足のしびれ
などが起こってしまいます。
特にデスクワークを毎日する人は、個人差はあっても肩こりは、誰もが避けて通れません。
整骨院等に行って対処してもらうか、痛み止めなどを使うことが一般的です。
腰痛の症状
一方、腰痛は、脊椎の一部である腰椎とその周辺組織に起こります。
中年以降に多いのはぎっくり腰で、重い荷物を運ぼうとするときに起こります。
腰痛で恐ろしいのは、腰椎椎間板ヘルニアです。特に、スポーツ選手、肉体労働者、育児中の女性などがなりやすいです。
原因が特定できる腰痛は15%ほどしかありません。
肩こり、腰痛の共通の部位として背中がありますが、背中の痛みは、単純な筋肉の緊張、姿勢の悪さ、椎間板の破裂、関節炎、さらには腎臓の感染症や血栓と重症度が異なります。
背中の痛みには恐ろしい病気が隠れていることがあるのです。
CBDの抗炎症作用と鎮痛作用
大麻の利点の研究が続くにつれて、痛みを和らげる治療法としてCBDの使用が浮上しています。
したがって、痛みで悩んでいる人が、CBDを適用できないかと考えることはごく自然なことです。
CBDが痛みを軽減するメカニズム
特に腰痛緩和のためのCBDの利用についてはより多くの研究が必要ですが、既に多くの研究がCBDの抗炎症作用と鎮痛作用を実証しています。
CBDがヒトの身体を調整する内部システムであるエンドカンナビシステムと相互作用するとき、アナンダミドのシグナル伝達を強化します。
アナンダミドは幸福感にリンクされている痛みを調整する化合物です。
この分子の吸収を防ぐことにより、CBDは過剰量を血流の押し込み、全身の痛みを軽減します。
CBDは、炎症や痛みの認識の制御に関与するTRPV1受容体を介して痛みを軽減する能力もあります。
痛みの軽減に有効なCBDの投与方法
投与方法についてはEuropean Journal of Painで発表された動物実験で局所塗布が舌下投与より効果的である可能性があることがわかりました。
舌下投与
CBDの一般的な摂取方法です。
CBDオイルを舌の裏に数滴垂らすことでCBD成分を吸収します。
舌の裏から吸収された成分は、肝臓などの影響を受けずに直接血流に乗ります。
5分~15分という短い時間で有効成分の作用が発揮されます。
経口投与
CBDオイルを他の食べ物に混ぜて一緒に摂取したり、カプセル剤になっているCBDをサプリメントのように摂取する方法が経口投与です。
消化吸収に時間がかかり、作用が発揮されるまで15分から2時間程度かかります。
局所投与
痛みが発生している箇所にオイルやクリーム、ローションなどを直接塗布する方法です。
まとめ
痛み止めを頻繁に使用すると副作用もあります。
また、頑固な肩こりや腰痛では鎮痛剤では痛みが取り切れません。
整骨院に行くのも、どうしても辛いときだけ行くなど制限を設けなければ、コストパフォーマンスの面であまりいいとは言えません。
腰痛に関してはさらなる研究が必要とのことですが、自宅でCBDオイルを塗布する方法で痛みが緩和すれば、CBDオイルはとても便利なアイテムですね。是非使用してみてください。