集中力を発揮しなければならないのに、どうしても集中力が上がらなくて焦ったことはありませんか？
テスト前の勉強の時であったり、あと数時間後に締め切りが迫った報告書を書いている時であったり…
そういうときは、集中しようとすると集中ができなくてストレスを感じ、ストレスのせいで、さらに集中力が発揮できなくなる悪循環に陥っています。
人によっては、集中力を高めるためにコーヒーを摂取しますが、飲み過ぎると振戦（ふるえ）が始まり、眠ることができなくなります。
CBDには集中力を高める効果があります。集中力を高めるのに必要な神経伝達物質を低くもなく高くもなく、ちょうどよい水準で維持します。
この作用を、他の薬物療法で実現しようとしてもほとんど不可能です。
集中力の低下
テクノロジーの進化により、人々は常に集中力が低い状態にさらされており、これを放置すると、脳の損傷を引き起こしてしまいます。
また、ADHD患者も集中力が慢性的に低いです。
マルチタスクによる集中力の低下
集中力の問題の背後として、この数十年間の間、人々は驚異的なスピードで次々と新しいテクノロジーに適応しなければなりませんでした。
我々はテクノロジーの奴隷になっている状況と言っても過言ではなく、特にスマートフォンからは、絶え間なく、膨大な情報を受取ります。
また、オフィスでの仕事の進行も3,40年前と比較して非常に速くなっています。
人々は無意識のうちにマルチタスクを日常的に行っています。
マルチタスクとは一度に複数のタスクに集中しようとする行為です。
一般的にマルチタスクを行うと生産時間の40％が浪費されていると言われています。
これを続けると長期的なストレスによって、永続的に脳の損傷を引き起こします。
ADHDによる集中力の低下
ADHD（注意力欠如・多動症）は集中力が慢性的に低下する疾患です。注意力の欠如・多動症・衝動性・不安感が強い・物忘れが多い・物事を先延ばしにするなどが主な症状です。
治療薬がある一方で、ADHDの患者には、長所があります。
好奇心旺盛で、知的水準が高く、気持ちが優しいなどの長所を薬で抑制するのは好ましいことではありません。
CBDによる集中力への作用
特にスポーツ選手などが「ゾーン」に入る体験をするという話は聞いたことがありますか？
集中力が極限にまで高まって、感覚が研ぎ澄まされ、活動に完璧に没頭しているときのことを言います。
ゾーンに入るとドーパミン、ノルエピネフリン、エンドルフィン、アナンダミド、セロトニンがアクティブになると言われています。
CBDはこのうちの、ドーパミン、セロトニン、アナンダミドに作用します。
ドーパミンやセロトニンについては後述します。
アナンダミドは、ランナーズハイや運動後の至福感に作用します。
このようにCBDは集中力に関わる神経伝達物質の挙動に影響を与えます。
CBDのセロトニンとドーパミンに対する作用
CBDは、記憶、集中、および精神的認識を担当するドーパミンという神経伝達物質と直接関連があります。
注意力・集中力が低下していると、ドーパミンの濃度は低下します。
しかし、ドーパミンの濃度が高すぎても、注意力・集中力は低下します。
CBDは注意力・集中力が高い状態のドーパミン濃度を維持します。
CBDはホメオスタシス（恒常性）を調整する一環でドーパミンを最適な濃度に調整し維持するのです。
ホメオスタシスとは、環境の変化に応じて身体の状態を一定に維持し、生存を維持する機能のことです。
また、CBDは、セロトニンの調整のために5-HT 1A 受容体を活性化します。
このことは、抗不安効果をもたらし、結果的にストレスを減少させます。
集中力に影響する要因として、ストレス、睡眠不足、質の悪い睡眠が挙げられます。
これらは、脳内のセロトニン濃度の影響を受けます。
CBDのドーパミンとセロトニンの最適濃度への調整により、深い集中力を得ることができるのです。
ADHD患者の症状の改善
2015年と2017年に実施された2つの臨床試験は、ADHD患者の大部分の集中力を改善することを示しました。
多動性を軽減するとの研究結果もあるようです。
まとめ
集中力の欠如は、電子デバイスの使用によるストレスや、オフィスでの仕事の進行のスピード感からだけでも生じてしまいます。
必要のない時は、完全に電子デバイスをシャットダウンすることがまず必要です。
それだけではなく、インナーケアからのマインドフルネスとして、CBDを利用してみてはいかがでしょうか？
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